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国際交流イベントでアウトドアクッキングを実施しました。やさしい日本語での会話を通じて、日本人、外国人ともに、よりよく相手を理解しあうためのイベントです。今回参加してくれたのは、インド人、中国人、ベトナム人で帰化した人が集まってくれました。
ここのところ、地球温暖化の影響による高温が続いていて、野外での活動が熱中症などにかかる可能性もあり、アルコールはやめました。お茶やサイダーなどソフトドリンクだけで実施しました。
また、大きなバーベキューコンロもあったのですが、それも、小さいのですが、試しにダイソーの簡易コンロを使って実施することにしました。これだと、炭もすべて入っていて、一つが1時間ぐらいで燃料が尽きる仕組みになっていて、炭の燃焼による熱も無駄なく使えるのでよかったと思いました。
ベジタリアンの方がいたので、メニューはにくを使わず、ソーセージを使いました。今回のバーベキューリーダーは野外設営などには実績のある、ボーイスカウトのOBの指導によります。ただ、思ったより熱くなく、風があるのと、木陰があり。きもちのよいじかんをすごせました。
外国の方たちは、IT技術者や、日本で、司法試験をうけようとしているかたや、マイクロレンズアレーという、内視鏡などに使われる、虫の複眼のようなしくみのレンズの技術者や、画像デザイン制作者など、日本で生活し、日本を支えてくれている方々です、在留外国人のかたがたと交流しはなしをきくたびに今の日本が、どれだけ、世界の人たちから助けられているか思い知りました。
また、外国人の方の多くは、言語は母国語だけでなく、その他に、英語や、ヒンディー語など話せる方が多く、そのうえで日本語も学んでいることは日本人としてはありがたいと感じます。中国の方も、日本は暮らしやすいと言ってくれていますし、日本のアニメ文化なども学んでくれています。
このような交流集会が、外国人との誤解をとき、ともに生きる社会をつくっていくのだと実感しました。私たちも、やさしい日本語リーダーのセミナーを開き、交流ができるようにじゅんびはしていますが、実際話してみると、後での反省では、「話がむづしいかった」「理解が半分ぐらいしかできなかった」とダメだしもでました。これも、反省しながら、このような交流会を開き、さらにやさしい日本語に磨きをかけたいと思います。
日本に在留している外国人は370万人を超え、在留者が増えれば、当然、家族帯同している子どもたちも増えてきます。その子どもたちが、日本の学校に進学できないと、その子たちの将来の就労もままなりません。日本で、自立した経済活動ができるようにまずは高校に入ってもらうことが重要です。
私達は、今後、在留外国人の子どもたちが日本人のこどもたちと同じように、高校進学できるように、9月23日と11月3日の2回にわたり、都立高校進学ガイダンスを予定しています。今回の参加者の外国人の方たちにも、通訳やボランティアとしててつだってもらうこともおねいしました。