設立の経緯

全国国際教育研究 協議会、

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略称 、国際研は1958年、当時の移住事業団(現国際協力機構:JICA)の移住事業勧奨から技術協力支援へと半世紀の開発教育の歴史を持ち、唯一学校現場の中で教師の教育研究活動として開発教育を実践し続け現在、全国2500校を超える加盟校ネットワークを組織する研究会です。 しかし、長い歴史と各県の有能な人材による開発教育の成果にもかかわらず、外部環境は一連の行財政改革の流れを受け、補助金打切りや学校現場の職務の繁雑化により、活動に支障をきたす場面も生じてきました。そこで、全く別組織として現役教員としての制約のない、特定非営活動利法人として組織することで、任意団体ではできなかった分野も含め新しい活動を開始することにしました。メンバーは国際研の活動を支えてきた各県のOBをはじめ開発支援事業やグローバル教育の専門家や一般の人からも結集し、垣根を作らず人的ネットワークを広げ、小、中、高、大、市民すべてに対応するグローバル教育を推進する目的で設立しました。 (写真は当時の冊子「海外への道」現物は海外移住資料館の図書館に所蔵されている。)