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第62回全国国際教育研究大会(宇都宮大会)報告
8月6日(水)
栃木県教育会館において10時より開会行事が進められた。午前中は、第45回高校生英語弁論大会が行われ、午後は第25回高校生日本語弁論大会と記念講演が行われた。私は、大会に午後3時頃から参加することができ英語、日本語弁論大会の表彰式が行なわれた。その後教育懇談会が、ホテルニューイタヤで18時30分より行われた。愛媛、愛知、京都、青森、栃
木県、各全国国際教育研究協議会の県会長と情報交換を行った。また、東京都国際教育研究協議会の事務局長を含めメンバー6名との情報交換を行った。
8月7日(木)
上記と同じ会場で生徒の研究発表が行われその後:栃木県中心に交流会/ワークショップ、教員よる研究発表3名が行なれた。生徒研究発表表彰式が行われたのち閉会式をして13時に終了した。
全国国際研究協議会・東京都国際教育研究会の課題
○今回も全国・東京都、休会している県が増加した。(校務多忙という理由、研究会に参加することができない、希望する教員、管理職の減少、運営すら厳しいのが現状)その状態を変える国際教育研究の場としての改革が必要。
○高校生の国際理解・協力研究発表は、現在公募の状況ですべての地区大会が予選を行っているわけではない。そこに時間をかけるのではなく、純粋研究会として教員の参加を促すために、教員の研究を主体にすることが必要ではないか。ステージ発表のほか、ポスター発表を行えば多くの発表を行える。多くの実践を見せることが必要だろう。
○休会県のなかで国際協力の活動をしている教員と学校がある。この活動を吸収できていない。
○JICAの支援が(各県3万円の会費納入)ないと活動は厳しい状況である。
○この大会に共催となっているNPO法人の意義をしっかり考えて形にし、明確に伝えること。
課題解決の一つの方法だが、広報の改善をしてほしい。2025年9月18日現在全国国際教育研究協議会のHPは、保護されていない通信での公開を続けている。この状態では、接続に安全性の問題があり、リンクもされないだろう。また、広報の役目として、大会を実施したら、冊子ができるまでの間、web報告をすぐに行うべきではないか。改善を進めてほしい。
(報告 NPO法人全国国際教育協会理事長 高田幸一)