Views: 9
クラウドファンディングを実施し思いを同じにする皆さんからの寄付を集めます。
NPO全国国際教育協会は、多文化共生を目的に、グローバル教育によって、世界に目を向けるとともに、外国ルーツの子どもたちが平等に教育を受けられる環境を提供するための支援活動や進学支援や情報提供、学習サポート、やさしい日本語指導などを行ってきました。しかし、自立的、継続的な事業継続のためには、思いをわかってくださる皆さんから、寄付を集める必要があります。
1.日本で働く外国人就労者の子どもたちを支援します
2.複雑な高校進学をはじめ情報弱者によりそう支援をします
3.やさしい日本語を普及し、在留外国人によりそう社会を目指します
解決したい社会課題
日本に在留する外国人が300万人を超えました。日本の学校には、多くの、外国にルーツを持つこどもたちが通っています。ところが、教員も、学校現場も、忙しく、働き方改革が叫ばれる現状では、日本のこどもたちの教育でさえままならないなかで、外国人のこどもたちへの指導は追いついていません。予算が許す、わずかな時間で日本語支援を行っているにすぎません。
高い日本語力がなければ、日本国内での情報収集は難しいうえ、 短期滞在者や難民申請中の人は住民登録ができないため、就労も生活保護受給も資格がありません。 外国につながりのある子どもは教育を受ける権利はありますが、日本の学校の教育の対象から外れてしまうこともあります。
何とか日本の学校に入れても、コミュニケーションがうまく取れないために、習慣の違いや宗教の違いなどで、いじめられ、孤立や、ドロップアウトが起こっています。
学校からのお知らせさえ、理解できないこどもたちにとって、さらに複雑な高校入試システムなどには、寄り添う支援が必要なのです。ところが、それを、やさしく説明する支援は存在しません。日本語支援員を雇う予算は限定的に各自治体に配布されますが、雇われた日本語支援員は、教諭であった人もいますが、多くは日本語教師としての能力で雇われていて、進路相談や高校入試などに対しての知識はありません。つまり、外国の子どもたちにとっては、びっしりと日本語で書かれた、入試システムの記述を理解することなど不可能に近いのです。

私たちが、進学ガイダンスで個別相談を行うと、多くの子どもたちが相談を希望します。私たちにとっては、このような相談は最も得意とする分野です。
進学について疑問を持ちながらも、日本語がうまく話せないために、自分が在学している地域の学校の先生としっかりとした相談ができていないのです。その隙間を、私たちのような、教育経験豊かなメンバーが寄り添いながら埋めていきます。
しかし、前にも述べたように、隙間を埋める支援には自治体からも予算は充当されません。わたしたちの、活動にかかる費用も、現状この支援は、寄付から行うしかないのです。それが、この、クラウドファンディング成功にかける思いでもあります。