NPO法人 全国国際教育協会 平成28年 第7回総会 報告

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2016年5月20日(金)千駄ヶ谷の全商会館で第7回総会が開かれました。総会は無事成立し今年度の方針が確認されましたので報告いたします。

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理事長挨拶

わずか5年で大きな自然災害が続いています、次第にいつ東京に来るのかと考えてしまいます。私の地元調布でも昨年大きな雹が突然降りました。生まれて初めての経験でした。次にくる災害の備えとして地元でも組織を作りを考えはじめています。全国国際教育協会に集う先生方は退いた後も忙しく、今日は残念ながら多くの人が集まれませんでしたが、後ろには64名の仲間がひかえています。平成22年2月22日の、ごろ合わせの良い日に内閣府の認可を得た当法人は6年目となりました。そろそろ次の年を目指し、改革していくつ必要があるでしょう。最も大きな課題は若い世代や感覚を入れていかなければならないことだと考えています。また最新のITの発展も取り入れ、情報機器を用いた発信や情報収集を行ってい来ます。今後とも、皆さんに支えていただきたいと思います。

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来賓祝辞
国際協力機構 地球ひろば所長 田中雅彦
所長になったのは昨年ですが、10年前からこのメンバーにかかわらせていただいています。エッセイコンテストや先生向け教師海外派遣研修やグローバル教育コンクール等でお世話になってきました。しかし、その後、海外勤務を命じられ、ミャンマー派遣となり昨年やっと戻ってきて再び懐かしいみなさんとのかかわりができうれしく思っています。地球ひろばも事業仕分けにより広尾から市ヶ谷に引っ越すことになりました。予算も削減され、そのため一時、修学旅行生の受け入れも大きく落ち込みました、昨今やっと盛り返してきました。それと同時に開発教育・グローバル教育も予算の面で見直されてきました。
日本の世界での活躍がひろがり、グローバルという考え方も、定着しやっと世の中は追いつてきたと考えます。今こそ、もう一度反転攻勢をかけたいと思っています。文部科学省も次の10年の目指すべき教育の姿のワーキンググループメンバーにも参加しています。教育の方向性にも「グローバル化」は避けて通れない方向性です。
JICAは青年海外協力隊員45000人を送り出していきています。さらに先生方にも派遣研修を行ってきた実績があります。ますますグローバル化への拍車がかかっていると考えています。すでに外国と日本を分ける時代ではなくなってきたと考えています。皆さまには、JICAを引き続き支援をお願いしたいと思います。

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JICA国際協力機構、地球ひろば広報室推進課課長

内藤 徹

これまでは、JICA広島で地域での振興を行っていました。広島では在住の外国人が多かったので、多文化共生でのグローバル教育を進めてきました。これからは、グローバル教育をより広げるためには、「大衆化」が重要だと思っています。広く薄くでもよいので、多くの先生方がかかわれるようにしていきたい、新しいグローバル教育の方向性を見つけていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

議事に関しては以下の通り進行いたしました。

1号議案

 27年度事業の成果報告

今年度は、これまで5年間の実績をもとに、グローバル教育や開発教育に関する方策や情報の提供、国際交流に関する事業等に取り組んできた。一般財団法人日本国際協力センターとの連携協力を着実に進めた。全国国際教育研究大会千葉大会に協賛し、参加した。また、地区委員会の活動を支援する事業については、北海道地区委員会が、地区委員会として2年目の活動を行った。

 ) 特定非営利活動に係る事業

(1)グローバル教育・開発教育などに関する人材育成、普及推進、政策提言等の事業

   ・JICAが主催している「グローバル教育コンクール」に協賛し、グローバル教育の普及推進のため、

学校教育のネットワークを通じて同コンクール参加を広く呼びかけた。

(2)グローバル教育、開発教育などに関する調査研究、資料・情報の収集・提供等の事業

   ・開発教育・グローバル教育に活用できる世界各地の写真・資料を収集し、WEBコンテンツにとりまと

めて「グローバル教育新聞」「グローバル教育マガジン」を制作し、当協会のWEBサイトで閲覧でき

るようにした。

・平成27年8月、名古屋で行われたグローバル教育研究会に協賛し、参加した。

(3)講演会・講習会・研究会・研修会・発表会等の開催

・平成27年8月に開催された第52回全国国際教育研究大会千葉大会に協賛し、本協会として参加するなどした。

・平成27年5月、当協会第6回通常総会にあわせて、拓殖大学国際学部教授 赤石和則氏を講師に、「新しいグローバル教育~その研究と実践~」と題する講演会を行った。 総会出席者以外に約10名の聴講者があった。

(4)国内・国外の関係諸機関との連携事業

   ・平成25年9月に協定書を締結して開始した、一般財団法人日本国際協力センターとの連携協力事業を進めた。

   ・平成28年2月、東京都目黒区の台北駐日経済文化代表處を訪問し、連携協力を進めるための意見交換をした。

   ・国際理解・国際協力等のための研修や学習を進めるために、ブルキナファソからの留学生を都内の小学校および高等学校に派遣する事業を継続した。

(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業

   ・本協会のWEBサイトホームページを拡充し、フェイスブックやツイッターともつながるようにした。

   ・平成27年12月、都立瑞穂農芸高等学校訪問を含めて、常任理事研修会を行った。

2) その他の事業

1)   グローバル教育、開発教育などに関する広報紙並びに機関誌、教科書並びに教科書副読本、その他図書・書籍類の刊行及び教材・教具の開発

  ・本協会が編集に協力し、監修して、平成243月末に刊行した教科書副読本『グローバル教育』の配布、販売を継続した。

  ・本協会が作成した外国語学習カードの販売を進めた。

(2) 開発教育・グローバル教育などに関するコンテスト、コンクール、体験発表会等の支援

JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト(高校生の部)の一次審査を行った。

以上の内容報告と決算監査報告が行われた。

2号議案

役員人事として、事務局長が高橋博文氏から理事の豊田岩男氏に交替した。高橋氏は企画担当理事となった。

監事に関しては 長年勤めていただいた梶谷氏から、小松重義氏に交替した。

3号議案

平成28年度の事業計画書(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)と事業予算案が採択された。

  事業の全体計画

創立7年目になる今年度は、グローバル教育や開発教育に関する方策や情報の提供、教材や教具の開発等に関する事業の発展を目指す。一般財団法人日本国際協力センターと締結している協定をもとに、連携事業を一層推進する。インターネットを活用した広報や情報・知見の共有を拡充する。全国組織確立のため、昨年度に引き続き、地区委員会の活動支援のための基盤づくりを進めていく。

1) 特定非営利活動に係る事業

 (1)グローバル教育・開発教育などに関する人材育成、普及推進、政策提言等の事業

   ・JICAが主催している「グローバル教育コンクール」を後援し、グローバル教育の普及推進のため、

  学校教育のネットワークを通じて同コンクール参加を広く呼びかける。 

   ・高知・愛媛両県の地区委員会を設立するため、支援活動を行う。

(2)グローバル教育・開発教育などに関する調査研究、資料・情報の収集・提供等の事業

   ・グローバル教育・開発教育に活用できる世界各地の写真や資料を収集し、WEBコンテンツにとりま

とめて「グローバル教育新聞」「グローバル教育マガジン」を制作し、本協会のWEBサイトで閲覧でき

るようにする。

グローバル教育フォーラムと連携してグローバル教育の研究を進める。

(3)講演会・講習会・研究会・研修会・発表会等の開催

  ・平成28年8月に開催予定の第53回全国国際教育研究大会高知大会に協賛し、協力する。

  ・平成28年5月に開催予定の当協会第7回総会にあわせて、一般財団法人 日本国際協力センター 研修事業部担当部長 内藤真知子氏に講演を依頼する。

(4)国内・国外の関係諸機関との連携事業

・一般財団法人日本国際協力センターと連携して、青少年交流事業、国際理解教育事業、教員派遣事業、その他の連携事業を行う。

・台湾、モンゴルを候補として、いくつか外交機関を訪問することで、国際理解・国際協力等のための研修や学習を行うための支援活動につなげる。

  ・小・中・高等学校におけるグローバル教育を進めるために、本協会のWEBサイトホームページで広

  く呼びかけて、外国人留学生などを派遣する事業を進める。

(5)その他、この法人の目的を達成するために必要な事業

  ・拓殖大学で開催される日本の高校生と海外からの留学生との国際交流事業に対し、助成を行う。

  ・WEBサイトホームページの機能を最新のものにしたことをもとに、広報力を強化する。

2) その他の事業

1)  グローバル教育・開発教育などに関する広報紙並びに機関誌、教科書並びに教科書副読本、その他図書・書籍類の刊行及び教材・教具の開発

・地球社会の課題に対する参加型学習による問題解決能力の開発を目指す教科書副読本の発行をもとに、その活用状況の把握に努めるとともに、有効な活用方法について検討する。

 ・外国語学習カードの有効な活用方法について検討する。

(2) 開発教育・グローバル教育などに関するコンテスト、コンクール、体験発表会等の支援

   ・国際協力エッセイコンテスト事業の推進をはかり、参画する。

 

総会終了後には研修も兼ね講演を行った。講演の概要を掲載いたします。

 JICEの国際研修事業から見える最近の日本への関心事東アジア、ASEAN、南アジア、アフリカ、中東、ヨーロッパ(アイルランドの例)

(内容ダイジェスト)

JICEが企画、実施する研修は、一部は日本政府のお金で招聘するものもあるが、大方のものは、海外からの顧客が自分たちのお金、あるいは国際機関からの支援や借款にて訪日する研修が多いのが特徴である。こうした場合、彼らは自分たちのお金を使うということから、日本で本当に見たい事、知りたいことをリクエストして来る。そうした国際研修から見える各地域のリクエストの特徴から現在の世界の地域的関心事の特徴と、日本に対する関心について考察する。合わせて4月に出張したアイルランドにおける日本文化紹介イベントと日本語と日本への関心事項についても少しお話をさせて頂く。

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講演 内藤真知子

(略歴についてはこの前のブログで紹介しています)

JICEでは国際研修事業を担当しています。

JICEの国際研修は一部は日本の政府からのお金で実施する研修もあるが、多くは国際機関の資金を使った研修や、海外の機関(主に政府等の公的機関)が自分たちでお金を出して参加してくる研修などを実施しています。こうした研修は他の先進国でも実施しており、受注の競争はきわめて激しい。そこで、ニーズを分析し選ばれる研修を組み立てる努力を繰り返しています。 競合相手としては海外の有名大学や研修機関等になるために、ひとつひとつの研修の受け入れ機関の協力取り付けとともにプロポーザルの作成には労力を使います。

案件課題リストを見ていただきたい

サウジアラビア、アブダビ、クウェート等
・ 日本型リーダーシップ、
・ 組織のマネジメント
・ 日本型自己研さん
・ カイゼン研修
・ 理数科教育と日本型教育
・ 日本文化
バーレーン
・ 職業訓練
・ 日本文化
カタール
・ 原子力安全、都市ガス安全
・ 日本文化
アセアン地域
・ 日本型ネゴシエーション
・ 日本型リーダーシップ
・ 人事評価
・ 人事管理

・ 評価と昇給
・ 日本文化
中国
・ 教育改革に向けて日本の教育制度を学ぶ
・ 日本文化
バングラディシュ
・ 農業金融の新しい形
・ 日本文化
ケニアほかアフリカ諸国
・ 防災とリーダーシップ
・ 日本語、日本文化

全体を見てお気づきと思いますが、「日本の~」とついているのがわかると思います。サウジアラビア、アブダビ、クウェートなどの産油国各国は今までは外国からの専門家を国に招いて学んでいたが、結果として技術移転がうまくいっていないと気づいたそうです。つまり「ヒューマンキャピタル」が育っていないということです。アメリカ、イギリスから専門家を呼んできても自国民の意識のうまく改善はできなかった。ところがラマダンの時に日本の日常を扱ったドキュメンタリー番組が放映されたときに、国の上層部の人たちの間で日本から学ぶという意識が高まったそうです。日本人の精神性、チームワーク、伝統を守りながらも先端技術をカイゼンしていく手法、さらに学校教育は人として持つべき資質を育てることに重点を置いている点等です。特に学校での生徒全員による掃除参加は現地に良い意味での衝撃を与えたようです。アブダビでは2008年にアブダビ皇太子が指定した家庭の子供2名が日本人学校の幼稚園に入園し、3年後には小学校に入学して学んでいます。これは現在まで続いております。また突然起こった東日本大震災の報道でも大きな打撃を受けながらも、被災者が助け合っている姿をみてこれは日本で学ぶしかないと思われたそうです。

実 際、日本にいらしたみなさまは、日本のグループワークの良さ、時間や規律を守る所、年上を敬う所、家族のきずなを大切にする所など、アラビア半島の人たちの気質とも合うという感想を述べて帰られます。

研修を担当していて、実際日本で研修を受けた人たちはこうした上層部の考えを100パーセント理解しているというわけでもないとは思いますが、特に若い人、それに女性たちはこうした考えを持っている人が多く、日本での研修でも多くのことを感じて帰国されます。特に印象深いのはサウジアラビアの女性たちです。これは、同国の科学技術コンクールに応募して優秀賞をお取りになって女性たちが同国教育省から派遣させてきたのですが、彼女たちの意識の高さ、人生や、自分の仕事に対する真しな態度には感動しました。日本滞在中の日本に対する印象など、素晴らしいものでした。もしかしたら彼女たちが今後国を変えていく力があるのではないかと思われます。なお、彼女たちが口をそろえて言う日本の良い所として、宗教に対する差別がないことを挙げています。これは日本人として今後も国際社会に対応するために守っていかねばならない所だと思っています。

バーレーンでは

最初に石油が出たのはバーレンーンだがその後枯渇していしまった国であるために、自国の人材を育てるということは喫緊の課題と考えており、特にその中でも職業人材の育成には日本が一番と考えています。また日本文化に対する興味は非常に高く、アニメーションなどから学んだ日本語で話しかけてきたりします。

カタール

カタールは小さな国ですが、国民一人当たりの所得は世界一です。自国民の安全に対して、安全教育を日本から学ぼうとしている。特に海峡をはさんでイランと向き合っているという地理的な関係上、イランの原子力発電所の事故ということに大変神経をとがらせている。そのために、日本の福島の原子力事故の際の対応やその後のフォローアップを学ぼうとしており、原子力安全というテーマでの研修を希望してきているという現状です。

アセアン諸国

アセアンの経済統合も含めた域内の人材、経済、政治の往来に際して、各国はどう対処していくか、あるいはどうリーダーシップを取っていくかということに興味があるようです。そのために、日本型リーダーシップ、日本型のネゴシエーション術等を学びたいとの依頼がありました。特にアセアンの大国であるインドネシアは、インフラ整備のためにも世界銀行やアジア開発銀行からお金を借りたい。しかし、お金を借りるためにはその条件として高い透明性を求められるため、透明性のある人事管理やガバナンス等を世界中で学ぼうとしている。 またこうした研修に政府職員を派遣するため世界銀行からお金を借りて研修費用としています。人事評価に関してもすべてを欧米型成果主義でやるのではなく年功序列を入れた日本型人事評価の方が自分たちに合うということで日本型の人事評価、人事管理のやりかたを学んでいます。

中国

中国に関しては、江蘇省との人材育成協力協定を結んでいるが、教育の分野で言うと、現在教育省から師範学校の先生たちが研修に来ている。 彼らは現在教育改革をやろうとしていて世界中の教育制度の良い所を取り入れようとしている。日本においても、生きる力をつける教育や、部活動、国際人を育てる教育など現在の中国の教育改革にも通じるものがあり、大変興味を持っています。

バングラディッシュ

農業国であるバングラディッシュでは、農業生産を上げるためにも農業者が機械設備等を導入しやすい農業金融の新しい形を学ぼうとしている所などは、日本の農業の進むべき道とも通じるものがあり、研修関係者、参加者ともに学び合いの場となって
います。

フリカ諸国は地域柄、防災というキーワードが日本に対する研修の視点であるが、同時に日本語習得への興味も高いものがあります。

最後に4月に出張したアイルランドの日本紹介フェアと同国のユニークな日本語教育と日本に対する興味の高さについて述べます。

日本紹介フェアであるExperience Japanは今年7回目を迎えるダブリン市の有志が企画する催しものであったが、年々大掛かりなっものになっている。イベントを見ると日本文化全体が興味の対象になっていると思えるほど、習字、日本舞踊、音楽、武道、落語、いけばな、日本料理、俳句、日本映画ほかさまざまなイベントが準備されていた。JICEは小泉八雲(ラフガディオ・ハーンの故郷はアイルランド)との歴史的な関係で松江市のスピーチコンテストを支援している関係上、このイベントに参加する上で、小泉八雲の感じた日本で、現在も脈々と生きづいている日本文化と松江市ということでのプレゼンをしました。

アイルランドでは日本への興味と日本語習得熱が高く、日本語のスピーチコンテストを年3回ほど行っていると聞いています。日本語習得人口も多く、全人口との比率でいうと、ヨーロッパでもトップクラスに入ると聞いています。この理由としては、日本にいるJETプログラムと呼ばれる日本語補助教員や各地方自治体に派遣される国際交流員の力が大きいと聞きました。このJETプログラムへの応募者も多く、このプログラムの帰国者が、日本での良い体験を持ち帰っているとのことです。また日本語教育に関して言えば、主に国際交流基金が現地に日本語教師を派遣しているということも大きいと聞いています。

また現地では学制の「すき間」ギャップイヤー(主に中学から高校)を使い、日本語を習得する学生が増えていると聞きます。その動機の大きなひとつは日本のアニメにあるという。アニメを見て育った子供たちが自然に日本語を覚え、ついでに日本文化にも興味を持つようになるということです。

なお、来年2017年は、日本アイルランド外交樹立60周年の記念の年にあたるために、日本語、日本文化関係のさまざまなイベントが企画されています。こうしたことから更に日本語や日本に対する興味を持つ人たちが増えてくるのではないかと思われます。

世界を見てみるとこうしてさまざまな国や地域の事情により、さまざまな研修の課題があります。しかし、共通するのは、日本のなになにを学びたいという日本型のものをリクエストしてくるということです。こうしたことは私たちがこれまで忘れていたり、あるいは日常あまりにも何気ないことで気がつかなかったりすることも、彼らはそこを学びたいと言ってきます。こうしたことから今後も私たちは日本の良い所を海外に紹介するとともに、お互いに学びあるという機会を提供していきたいと思っています。

参加者からの意見、感想等

・フランスで2年間学んだ経験を持つが、フランス人も日本人に信頼を寄せています。フランスでは掃除などは掃除人がやることだが日本の方式には興味を抱かれている。

・差別はないというが、日本にも被差別部落などの差別が今も残っている。そうとは言い切れない。差別はどの国にもあるのではないか。

・日本人も海外の生活を体験してくることは重要だ、海外との違いを見て初めて自分たち日本の姿が見えてくるのだろう。

JICE紹介スライドを下に表示します

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