2019「誰でもできる、やる気を引き出すアクティブラーニング」最新のテーマを入れ出版しました

「誰でもできる、やる気を引き出すアクティブラーニング」2019を出版しました。アマゾンkindole版です

  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • ASIN:  B07MYTD37W
  • 価格: 549円です
  • 著者: 斉藤宏・幸田雅夫・高橋博文

本書は最新のテーマで、アクティブラーニングを誰でも実践できるように紹介してある、教師・指導者必携のハンドブックです。

従来型の教授法は生徒にとって静的で受動的な授業スタイルです。これを逆転させ能動的に参加させる、アクティブラーニングについては、指導者側にとって、誰しも学ばなくてはならない手法です。
しかし、時代に合致したテーマを準備するためには、時代の流れに大きくアンテナを張り、時代に先駆けて新しいテーマを吸収し、テーマを選び、教材化していかなくてはなりません。そのためには、多くの時間が必要になってしまいます。50分程度のコマの中で生徒が参加し活動し、気づく教材を準備していくのは大変な作業です。
そこで、本書では、アクティブラーニングに使える最新のテーマやアイディアを、誰でも使いやすい編集を志しました。

「教師用指導説明」の部分と、「生徒用プリント」のイメージで分けてあります。プログラム学習のように時間が足りない場合は、興味を持たせ発展課題とし、宿題や自由学習として反転学習にも活用できるように編集してあります。
すべての、授業でアクティブラーニングを実践したいのですが、授業時間には制約があり、できません。足りない分は、夏休みや冬休み等の自宅学習の時間に取り組めるように、内容に興味を持たせ、学習を続けたくなる動機を醸成し、自分から能動的に学習を補充していくような利用法を狙いとしています。
本書の対象者はアクティブラーニングを始めてみたい教師、指導者にとって、だれでもすぐに使いやすい形式をとりました。もちろんアレンジもできます。小学校、中学校、高校、大学、グループ活動など、どのようなグループでも使えるテーマを取り入れています。

テーマ・内容概要紹介
・共感・共有コミュニケーションツールクロスロードを使って
クロスロード(CROSSROAD)ゲームは阪神淡路大震災以後にできたゲームである。災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに作成されたカードゲームです。

・ボランティア活動から学ぶ
・外国人労働者問題を取り上げる

・Scrachを使ったSTEM教育(スクラッチの使い方)
スクラッチ「Scratch」とはマサチューセッツ工科大学で開発されたプログラミング言語です。
設計は8歳から16歳向けに作られていますが、複雑なものは大学生レベルになります。ライセンスは無料で使え、改造も可で、世界中にコミュニティがありSTEM教育の柱となっています。

・Scrachプログラミングで図形をつくる
・Scrachプログラミングでダンスの振り付けをつくる
・Scratchプログラミングでフラッシュ暗算をつくる

・国別カードを用いた世界を知るアクティビティゲーム
国別カードは、世界の国々のデータを国別にまとめたものです。外務省などが発表するデータをランキングして、国別に凝縮して1枚のカードにしてあります。このカードを参加者に一枚づつ配り、一人一人が、その国の国民となってアクティビティを展開します。

・職業・資格学習トランプゲーム
様々な職業の方々が社会で働いていますが、それぞれの方はどうやってその職業に就いたのでしょうか?いつ頃からその職業を目指すことになったのでしょうか?
このカード教材は、生徒が遊びながら職業や資格について理解を深め学習できるように制作してみました。
自分がもらったカードの職業について、主体的に考え未来をデザインするゲームです。

・外国語学習カードゲーム
日本を訪れる外国の方が増えてきました。ちょっとした挨拶など、外国語への動機を持たせる。
このカード教材は、生徒が遊びながら12の外国語をちょっとずつ学習できるように制作されています。
それぞれのカードには、12の言語で「こんにちは」「あなたのお名前は?」といった簡単な表現が記載されています。
このゲームが切っ掛けとなり世界の国々に興味を持つことを目的としています。

ぜひ購入し、カスタマーレビューを書いてください。
「キンドルwhite」や「Fire」を購入しなくてもpc、タブレット、スマートフォーンにアプリのダウンロードで読めます
amazonプライム会員の方は無料で読める設定になっておりますので気楽に読むことができます。

Kindle for PC (Windows)

(斉藤宏)

Related posts:関連するブログ

多文化キッズコーディネーター「初級講座」報告

多文化キッズコーディネーター研修に参加して 多文化キッズコーディネーター研修「初級講座」に参加して...

第1回「多文化キッズ」連絡会報告

2月15日新宿のNSビルで令和6年度多文化キッズコーディネーターの連絡会が開かれました。 2024...

JICA広報部とJAGEとのエッセイ事業についての意見交換を行いました

JICA国際協力機構とNPO法人全国国際教育協会(JAGE)の歴史 振り返ってみると、エッセイコン...

フイリッピンで女性たちの自立を支援するNPO法人ハロハロ YouTobe

https://youtu.be/e0MV3PwX3SY

わたしがほしい社会を作る NPOハロハロ 人が主役のまちづくり

フイリッピンでは230万人もの人が貧困の中で生活しています フィリッピンの人口は約1億人で日本の人...

JICEが進める「はたらくための日本語」研修の概要をお聞きしました

JICE 一般財団法人 日本国際協力センター 多文化共生事業部部長 長山和夫氏からお話を伺いました...

日本語でつながる未来をつくるために「日本語はだれのため」日本語指導者研修会2回目「ユーチューブ」

日本語指導者研修会の2回目のユーチューブまとめました 日本語はだれのためという問いかけに改めてきづ...

日本語指導者研修Ⅱ「やさしい日本語は誰のため?」

2回目の日本語指導者研修会を行いました。当日のスライドと流れをまとめてみました。 文化庁においては...