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NPO法人国際教育協会事務局長 豊田岩男
2017年3月24日(金)にホテルベルクラシック東京・3階シュノンソーにおいて、中国六朝文化写真展・講演会が開催されました。これは、日中国交正常化45周年を記念して、江蘇省人民対外友好協会と六朝博物館が主催し、一般財団法人日本国際協力センターの協力のもとに実施され、写真展や講演会が行われました。
3階の会場では、部屋の3面の壁面と廊下の左右面に写真と説明パネルが展示してあり、訪れた人々が見入っていました。
江蘇省人民対外友好協会副会長の蔡錫生氏、日本国際協力センター理事長山野幸子氏、中華人民共和国駐日大使館代表郭燕氏の挨拶の後、約20分間、六朝博物館PRビデオが上映されました。この博物館は、2014年に建設され、六朝の都があった建業や建康の発掘調査により出土した文物が分類されて展示されており、各階の展示の様子が映し出されていました。
次の約1時間の講演は、南京市考古研究所の副主任龔巨平氏により行われ、主として六朝の都の発掘調査の様子が報告されました。中国史上六朝時代は、前後に大統一王朝が控え、その要の部分に位置し、南北朝期の南朝では文化史上諸分野において中国文化の源流が形成されました。書の王羲之、絵画の顧愷之、詩文の昭明太子等がその代表例
です。
この写真展講演会には、国際教育協会からは、矢田部理事長、関常任理事、小松監事、本間社員と豊田が参加しました。